バランスボールは運動をするために、簡単に扱うことのできる道具です。
また、バランスボールにはミニサイズのものもありますから、これらを上手く利用することで、筋肉を鍛えることも、体幹を鍛えることも、ストレッチをすることもできます。
そのため、体のケアとトレーニングのためにとても便利なものとして人気があります。
今回は、バランスボールミニを使ったトレーニングなどをご紹介していきましょう。
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バランスボールミニとは
バランスボールは、トレーニングジムなどでも使われている道具で、自宅でも手軽に使うことのできる道具として、多くの人に愛用されています。
バランスボールは、ゴム製の空気を含んだ直径60cmくらいのボールで、このバランスボールに座っているだけでも普段鍛えることが難しい体幹を鍛えることにもなってきます。
さらに、バランスボールには少し小さなもので、バランスボールミニと言われているものもあります。
体を鍛えるというと、筋トレをして体をムキムキにするイメージが強いかもしれません。
しかし、それだけではなく、体幹を鍛えることも立派なトレーニングになります。
体幹を鍛えるのに便利なものがバランスボールであり、手軽に扱えるものがバランスボールミニになります。
通常のバランスボールであれば、部屋の大きさによっては置いているだけで場所を取りますので、邪魔になってしまうこともあります。
しかし、バランスボールミニであれば、1人暮らしのワンルームなどでも邪魔にならないサイズですから、気軽に使うことができます。
ただ、バランスボールミニは、座るには少し小さいサイズになります。
一般的なバランスボールミニのサイズは30cmくらいですから、座るときには、テレビを見ながら足を延ばして使うと良いでしょう。
自宅でも邪魔にならないバランスボールミニ
自宅でダイエットや、体幹トレーニングなどを行おうと考えて、ヨガマットやダンベルなど、色々な道具をそろえている人もいるのではないでしょうか。
自宅が広くて、トレーニング用の部屋を用意できるようであれば、多くの道具を置くこともできます。
しかし、こういった環境が用意できる人はそれほど多くはないでしょう。
バランスボールはテレビを見ながら座ったり、本を読むときに座ったりなど、「ながら運動」ができ、その上色々な使い方でトレーニングができるため人気のある道具です。
しかし、このように便利なバランスボールにも欠点があります。
それは、大きさです。
通常のバランスボールは座って利用することができるように、大きいサイズになるのは仕方がありません。
しかし、この大きさが、自宅に置くにはネックになることがあります。
バランスボールミニであれば、直径30cmくらいのものがほとんどですから、自宅や自分の部屋に置いても邪魔になりません。
そして、バランスボールミニには、この道具にしかできなトレーニング方法もありますから、沢山の運動方法を取り入れて、ダイエットやトレーニングに活かすことができます。
バランスボールミニを使った筋肉トレーニング
バランスボールミニを使ったトレーニング方法は沢山あります。
まずは、バランスボールミニを活かした筋肉トレーニングの方法を考えていきます。
レッグレイズと呼ばれる、下腹部に効果のあるトレーニング方法をご紹介します。
・レッグレイズのやり方
1.床に仰向けになり寝転がる
2.両足の膝下、ふくらはぎの横辺りでボールを挟み込む
3.足を浮かせて、膝を曲げてお腹に近づくようにする
4.この状態から膝を伸ばしていき、足が伸びきったらまた膝を曲げて戻す
この運動を繰り返すことで下腹部を鍛える筋肉トレーニングができます。
また、バランスボールミニを使ったスクワットも良いでしょう。
・片足ボール乗せスクワットのやり方
1.足は肩幅くらいに広げて、腕を前に出して地面と平行にして、真っすぐに立ちます
2.片足をバランスボールミニに乗せます
3.この状態で真っすぐ前を向いたまま膝を曲げてスクワットをします
4.10回行ったら左右の足を変えて行います
このような運動を行うことで、通常の筋肉トレーニングでは鍛えることのできない細かな筋肉を鍛えることができます。
また、不安定なバランスの中でトレーニングをすることで、多くの筋肉を刺激することも可能です。
バランスボールミニを使った体幹トレーニング
バランスボールミニを使うことで、体幹トレーニングもすることができます。
これによって鍛えられるのは体の深い部分にある筋肉で、ここを鍛えることで姿勢を良くしたり、体のバランスを整えることができます。
体幹トレーニングのメジャーなメニューとして、プランクがあります。
・バランスボールミニを使ったプランクのやり方
1.足元にバランスボールミニを置き、うつぶせになります
2.足の甲をバランスボールミニに乗せます
3.その状態のまま、腕立てをするようにして、腕を伸ばします
4.背中とお腹、床が平行になるようにして、この状態を30秒ほどキープします
これがバランスボールミニを利用したプランクの基本的なやり方になります。
プランクを行うことでお腹周りの体幹をしっかりと鍛えることが可能です。
他にも、ヒップリフトというトレーニングもあります。
・お尻を綺麗にするためのヒップリフトのやり方
1.足元にバランスボールミニを置きます。
2.膝を立てて、足をバランスボールミニの上にかかと辺りを置くようにして乗せます
3.手は腰の横辺りに手のひらを下にして置きます
4.この状態から、お尻に力を入れて腰を持ち上げます
5.足から背中までが一直線になるようにして、30秒ほどキープします
プランクにしても、ヒップリフトにしても、30秒1セットを3セットほど繰り返すことで、少しずつ効果を出すことができます。
バランスボールミニを使ったストレッチ
バランスボールミニを使うことで、ストレッチも効果的に行うことができます。
ストレッチは、体を伸ばして、筋肉を緩めることで、緊張感をほぐし、体のケアを行うために必要不可欠です。
筋肉トレーニングや体幹トレーニングをした後は、バランスボールミニを使ってストレッチをすることで、しっかりと体をリラックスさせることもできます。
バランスボールミニを使ったストレッチのやり方をご紹介していきます。
・首のストレッチ
1.バランスボールミニの空気を半分くらいに調整します
2.床に仰向けに寝転がり、バランスボールミニを首の下にいれます
3.ゆっくりと頭を左右に動かすことで、首周辺の緊張がとれます
首は、知らず知らずのうちに力が入ってしまうものです。
トレーニングをしていても、体を支えているつもりが、首にばかり力がかかっていることも多いのです。
トレーニング終わりに首をリラックスさせることで、肩凝りなどを防ぐことができます。
・骨盤のストレッチ
1.バランスボールミニを首の時と同じように空気を半分くらいにします
2.椅子の真ん中にバランスボールを配置します
3.その上に、姿勢を正して真っすぐに座ります
4.腰を回したり、前後、左右に動かすことで骨盤を正しい位置に補正することができます
骨盤のストレッチをすることで、トレーニング中に歪んでしまった骨盤を正します。
筋肉トレーニングでは、力を込めることが多くなり、正しい姿勢でトレーニングができていないこともあります。
そのままの状態でトレーニングを続けるとトレーニング効果も表れません。
次回のトレーニングに活かすために、骨盤のストレッチも大切な要素になります。
バランスボールミニでながらトレーニング
バランスボールミニを使うことの利点は、ながらトレーニングがしやすいことです。
ながらトレーニングとしては、テレビを見ながら行ったり、本を読みながら行うことが考えられます。
バランスボールミニは、通常のバランスボールのように座って使うには、サイズが小さいです。
しかし、ストレッチであれば、テレビを見るながら行うことができます。
また、台所仕事をしながらでも片足をバランスボールミニに乗せて行うことで、ながらトレーニングをすることができます。
さらに、洗濯物を畳んだり、本を読んだり、机に向かって用事をこなすときには、バランスボールミニを座布団のようにお尻の下に敷くことで、姿勢を正して、体感を鍛えることも可能です。
このように、バランスボールミニを使うことでたくさんのながらトレーニングをすることができるのです。
トレーニングというと、ジムでストイックに行ったり、自宅でもしっかりと時間を取って行わないと効果を発揮しないように思う人もいるでしょう。
しかし、体を強くしたり、健康を維持したり、手軽にダイエットをしたいと考えているのであれば、自宅にいる時間を上手く利用すれば、他の用事をこなしている時でも十分トレーニングはできるのです。
手軽にできるバランスボールミニのトレーニングは運動初心者にもおすすめ
ダイエットをするのには、様々な運動が考えられます。
自重トレーニングでも効果を得ることができますが、トレーニングがマンネリにならないために、バランスボールミニなどを上手く利用することです。
バランスボールミニであれば、自宅にあっても邪魔になりませんし、筋肉トレーニングや体幹トレーニングなど多くのトレーニングに応用できます。
運動後のストレッチにも使えますから、便利な道具と言えるでしょう。